謝辞

影響元

私たちが彼方を見渡せているとしたら、それは巨人の肩の上に立っているからです。たいていは丘巨人や石巨人ですが、たまに霜の巨人だったりしますし、一度は火の巨人ということもありました。そりゃもう滅茶苦茶でしたよ。

こういった観点からすれば、ヴィンセント・ベイカーの『Apocalypse World』、同じくゲイリー・ガイギャックスとデイヴ・アーネソンの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』こそ、私たちがこのゲームを作った理由であることは、ほぼ一目瞭然でしょう。トム・モルドヴェイの編集した『ダンジョンズ&ドラゴンズ・ベーシックセット』および『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』は、最適な参考文献でした。

私たちの属性ルールは、クリントン・R・ニクソンの『Shadow of Yesterday』のKeyにほど近い親戚にあたり、ジョン・ハーパーの『レディ・ブラックバード』にみられるものと同じです。

ミス時のXPは多くのゲーム・デザインに見られます。ルーク・クレインの『Burning Wheel』に収録されたバージョンが着想元ではあるものの、本作で採用したものは、ジョン・ハーパーとポール・リドルの『The Regiment』のやり方を基にしています。

縁故ルールは、『Apocalypse World』のHxを曲解して、『Freemarket(ルーク・クレインとジャレド・ソレンセン)』の思い出を少しばかりスパイスとしてふりかけてあります。

他の数多くのPowered by the Apocalypse(訳注:『Apocalypse World』の基幹ルールをハックして作成されたシステムのこと)プロジェクトからの幅広い受粉なくして、『ダンジョン・ワールド』は存在しなかったでしょう。グレガー・ヴュガの『Sagas of Icelanders』、ポール・リドルとジョン・ハーパーの『The Regiment』、エイヴリー・アールダーの『Monsterhearts』、ジョナサン・ウォルトンの未発表のゲームいくつか。そのすべてが、私たちの製作過程に不可欠な要素でした。

『Apocalypse World』と『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を混ぜ合わせるというそもそもの思いつきは、私たちの親友トニー・ドウラーのものです。彼が快く認めてくれたので、私たちは彼のコンセプトを足場に、本作を今日の形に仕上げることができたのです。

ツール類

『ダンジョン・ワールド』はInDesignで作成されました。主要なフォントは、Adobe Minion Pro、Newcomen、Archemyです。

元のテキストは、もっぱらXMLで記述されています。本のレイアウト、キャラクター・シートのレイアウト、他のフォーマットにインポートするためです。プレーンなテキストに絞ったことで、ありとあらゆる異なるレイアウトに描き出すこと、ならびにGitとGithubを用いたファイルのバージョン管理が可能となりました。

私たちはソフトウェア開発に似た形で『ダンジョン・ワールド』を作り上げたので、GithubのバグトラッカーとDropboxはこのゲームを実体化させる上で重要なツールでした。

心よりの感謝を

Strasa Acimovic, Marshall Miller, Jason Morningstar, Simon Ward, Greg Cooksey, Hamish Cameron, Kevin Weiser & the Walking Eye, Steve Segedy, John Harper, Tony Dowler, Vincent Baker, Gary and Dave (もちろんのように).

貢献者

Tresi Arvizo, Jeremy Friesen, Alessandro “Adam” Gianni, Lee Reilly, Nathan Black, Adam Blinkinsop, Matt Jett, Evan Silberman

(膨大なKickstarter支援者リストは省略)